0歳から絵本の読み聞かせをした冊数が1万冊を超えました。※長男は2歳0ヶ月時点
絵本を1万冊読んだ効果
絵本を1万冊読んだこと(多読)でどんな変化、効果があるのか?絵本の読み聞かせをしたことでわたしが感じた絵本の読み聞かせメリット、効果は8つです。
- こどもが絵本を好きになる
- こどもの知識が増える
- 遊び方が増える
- しつけ
- 集中力がアップ
- 親の日本語力が上がる
- 子どもに対する観察力が上がる
- 親の朗読がうまくなる
変化、効果
子どもが絵本を好きになる
絵本多読の1番の効果は、
こどもが絵本を好きになったこと
長男は絵本を読むと声をだして喜び
物語に共感して涙目になったりします。
そういった感動、思い出がまた絵本を読もうという気持ちにさせてくれるようになっていると感じています。
1才のよちよち歩きの頃からはキッチンで料理しているときに絵本を読んでくれと持ってきたり(かまってほしいからかと)、リビングで別の遊びをしていると、次はこの絵本を読んでと持ってくるようになりました。
遊び方が増える
絵本のお話で出てくる動きを真似して、ときどき遊ぶようになりました。うちの子はシャワーが苦手なのですが、例えば「くまたくんシリーズ」のくまたくんも苦手で、プールに行く話があるのですが、嫌がるくまたくんにお父さんクマがシャワーを「くまた!シャワーかけないとプール入れないんだそ!」と無理やりかける場面があります。
それが長男のお気に入りのシーンの1つ(^‿^)
そこで、わたしがお風呂でわたしがくまたくんのお父さんになってアヒルのおもちゃをくまたくんにみたてて、アヒルにシャワーを当てながら「くまた!シャワーだ」とイタズラっぽく演技すると、長男は面白がって自分もしようとします。
また、わたしがシャワーを嫌がる真似をすると、(わたしがくまたくんになる)長男がお父さん役になり、わたしにシャワーをかけて遊びます。
そんなやりとりを何度かしてみて、シャワーに慣れさせた頃に長男にもシャワーをかけてみます。うまく我慢が出来たらたくさんほめてみたところ、とても満足そうでした。
ごっこ遊びは幼児教育にとても効果があると専門家も言っているので、絵本を通じて遊びの幅が広がってよかったです。
しつけ効果
挨拶、してはいけないこと、トイレトレーニング、手洗いなど生活のことなどを教えるのにも絵本は役に立ちます。
たとえば七田式の絵本に「挨拶」というのがあって「出かけるときはなんて言うかな?行ってきますだね!帰った時はなんて言うのかな?ただいまだね」とか。
「おしっこできたよ」という絵本では、動物たちがトイレをしておしっこできたよと喜ぶ絵本です。
また「ダルマさんシリーズ」の「だるまさんが」という絵本の中に出てくる小さなイチゴさんにだるまさんが「ペコっ」とおじぎする場面でわたしは「こんにちは」と呼んでました。すると自然に日常で長男に「こんにちは」と言うとおじぎするようになりました。
親以外の人とのつながりになる
たとえば、だれかに子供を預けるときに役に立ちました。
わたしの両親や義理母父、保育士さんに預ける際に事前に「うちの子は絵本が好きです。」と伝えておくと、はじめて会う大人であってもうちの子はその人が絵本を持つと近くに寄ってきて自然に足の間に入って聞き入ります。
おかげで人見知りはほとんどせず預けるのもとても楽でした。
(圧迫感のある人には人見知りするけど)
知識が増えた
実物を見たことのないものでも、
絵本で読んだものを覚えてることが多いです
例えばショベルカーなどののりもの、
本物を見つけたときに教えてくれます。
物の名前を覚えるのにも役立っているなと思う。
集中力アップ
集中力については、かなり効果があったかな
0歳のころは絵本を10冊読んだとしても、5~10分くらいだったのですが、
1歳のころの最長時間は3時間
家に来てくれてるシッターさんに預けて外出したら、3時間もテーブルで絵本を読み続けたと後でシッターさんに言われてびっくりしました。
最近は1時間半くらい余裕で読まされますし、図書館は30分じゃもの足りずに帰ろうとすると泣かれます。
うれしいのですが、疲れているときは大変!
他の幼児教育のフラッシュカード等もあるから、
1日2時間までにするようにしている
のだけど(・o・;)
2歳になると、最長5時間。(記録更新しようとしたのではなく、子どもが飽きるまで付き合ったら日が暮れてました)
この前も図書館で帰りたくないと泣くので、好きなだけ付き合ったらやっぱり4〜5時間も読まされ、何度か意識が飛んでしまいました。
また、別の日は図書館のソファで息子と2人で座りながら絵本を読んでいるうちに睡魔におそわれ、白目向いてうつろうつろしながら読んでたら、たまたま同じマンションのママが来て白目姿をみられてしまった。
そんなわたしの読み聞かせでも、ページを真剣にみてくれてる。開きながら止まってると(寝てる)どうしたの?と見上げてくることもしばしば。
そんな感じなので冊数はかなり少なく見積もったつもりです。
親の語彙力アップ効果
恥ずかしながら、
わたしは中学校レベルの日本語すらあやしい。
だけど、
絵本のおかげて明らかに語彙が増えた。
何度も読むので、
きれいな日本語が
まえよりもすらすらと口からでてくる気がします。絵本のフレーズそのまま。
「くまたくんシリーズ」は特に勉強になったかと。
「目が覚めるほど鮮やかな」とかいう形容詞?の表現とかも増えたかな。
脳の活性化の効果
実感はないのだけれど、
脳科学の本では、絵本の読み聞かせは
人間が理性的に考えるより前に感じる「好き・嫌い」を判断する脳の部分が発達する、というのをどこかの本で読んだ。(あとで調べよう)
なので、
その通りだとすると、絵本を読まないよりは読んでた方が、子どもの好き嫌いをつかさどる脳が発達したのかなと思っている。
またその本には絵本の読み聞かせは親の脳をも活発化させると書いてあった。
確かに、どうやったら喜ぶのかこどもの気持ちを想像しながら毎回読むので、今まで使わない頭の箇所を使ってる感じがしたし、わたしが子どもの表情から感情を読む力がついた気がする。
それから、
効果ではないけれど、
わかったこととして、
「絵本を読むだけでは発語が早くなるわけではない」ことがわかった。
残念。(そんなに残念ではないけど)
そして語彙が増えたのかは不明。
上の研究でも、
記憶をつかさどる脳の「海馬」が活動してなかったというデータがあるから、まあそうだな。という感じ。
保育園や兄弟がいたら、
もっと発語が早かっただろうなと思います。
七田教室の先生も、お姉ちゃんお兄ちゃんがいる子は発語が早いと言ってましたし。
研究によると、
こどもは大人よりも、
こどもから言葉を覚える方が早い。
実際にまわりを見ても兄弟のいる子は早いです。
わたしの子は男の子、
保育園にも通わせていないので、
まあ、こんなもんかな。
とあんまり焦らず、発語は経過観察。
1万冊までの道のり
3歳までにこどもに絵本を1万冊読み聞かせると良い。
どこかで読んだ幼児教育本にそんなことが書いてあった気がします。
(そのレベルの認識 笑)
わたしが国語が苦手だったので、こどもには国語に苦手意識もって欲しくないな〜と軽い気持ちではじめました。
はじめは目標を立てて、
1日5冊~10冊を目指して読んでいたら、
いつの間にか1日30冊とか読む日がでてきました。
こどもが絵本を好きになってくれたので、
自然と読む数が多くなり、
気づくと2歳で1万冊読んでました。
絵本1万冊と聞くと、大変なイメージですが、
短い本だと数秒で終わるので、
0歳の頃は10冊さらっと読むなら10分もかかりません。
むしろ、
読み聞かせに通じて絵本が好きになってからは言葉の多い本も読むようになって、
1冊を10分~30分かけて読むようになった1歳後半が大変でした。
最多は、
最近購入した七田式の4P絵本の50冊。
いっき読みしました。
こんなに好きになってくれるとは。
本当に嬉しい。
まとめと感想
1万冊とか無理だろなと思ってましたが、
1日10冊を目標にしていたら、
絵本好きになってくれたので、
1日30冊や、多くて50冊とかの日もあって達成できました。
あと上述してますが、
私自身が国語な授業もテストも苦手だったので、こどもには苦手意識をもって欲しくないなと思ってはじめました。
私も子どもと一緒に日本語をイチから勉強している気分で楽しんでやっています。
毎回、知らない本との出会い。
絵本を1万冊読んだ効果は
子供を絵本好きにするだけでなく、
親にもあると感じています。
それから、そもそも「絵本1万冊読み聞かせ」という目標に疑問を感じてます。4ページの絵本もあれば20ページ文字の多い絵本もあります。図鑑は数百ページあるし。それを1冊カウントするのはどうかと思うので、ページカウントの方が良いのかなと。
いずれにせよ絵本は素晴らしいものです。
海外の研究によると、
母親の学力がこどもの語彙力に反映するらしいので、引き続き、がんばります。
ここまで書いていて、
生まれる前から語彙力を伸ばしておけば
と頭をよぎります 笑
そうすれば、0歳から豊富な言葉かけができたのにと・・・
ですが今更なので、
絵本の読み聞かせから頑張るぞ~!><
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