私が子供に幼児教育するにために読んだ本の中で、とくに良かったおすすめ本を紹介しますね。
幼児教育って何だろう?が解決できる本
「早教育と天才」
「ヴィッテの父」という本の翻訳。 200年以上前の教育本「ヴィッテの父」の原本を読んだ ハーバード大学の教授たちが自分の子供に実践したそうです。
カール・ヴィッテは9歳で5カ国後、13歳で哲学博士になった天才です。でも、父親は本の中でこう言っています。
「 自分は天才を作るつもりで、このやうな教育をわが子に施したのではない。ただ円満な人格の人間を育てようとした結果、このようになったのだ」と。
内容はカール・ヴィッテの教育のほか、
有名な学者たちの早教育を例に、
どうやって親が教育していたのかをまとめて書かれています。
なかなかこんな本はありません。
最近もいろいろと教育本がでてますが、
200年以上前のカール・ヴィッテの父の教育は色あせないで納得できるのは基本的なことがしっかりしているからだと思います。
「子供には頭が良くなってほしい!」とつい願ってしまうことってありませんか?
私がそうでした(笑)
でも本当は、子供が有名な大学にいくことが最終目的じゃなくて、
豊かで幸せな人生をおくって欲しい。
日々の忙しい生活のなかでは
目先のことばかりで忘れがちですが、
子育てをしている今は過程なんだってことが整理できる本でした。
子供の幸せを願ってない親なんていません。
そのためには今親として何ができるんだろうって考えて行動しようねってことが改めて思える本。
教材選びで参考になる
「ギフテット」
前半は大川翔くんの勉強方針と受験体験やスピーチコンテストでどうやって優勝したのか等の体験談、後半はお母様が書かれた0歳から幼少期の教育に関してやったことを書かれています。
前半は翔くんの明るく勉強に熱意ある人柄が伝わりました。「わあ、こんな子を育てた親はすごいなあ」と思いつつ面白く読みました。
後半は自分のこどもの教材選びにとても参考になりました。
母親の大川さんの本も有名ですね。
母親の大川さんは弁護士、大学教員もされていて本も出している有名な方です。 こっちはその子供が出した本です。
翔くんはカナダで小学校の頃にギフテット認定され、飛び級でカナダ大学に入り、そのころ本人によって出版された本のようです。
ちなみに、翔くんは高校のときに学費を稼ぐために出版会社をまわったそうですが、断られたそう。
カナダでは学費を自分で稼ぐ文化があるそうですが、翔くんの積極的な面が伝わってきますね。
また、具大的な勉強方針や受験対策、スピーチコンテストの様子から実際の原文もあり、後半は母親が幼児教育のことを載せています。
私は子供の英語教材を選んで悩んだとき、
翔くんのお母様が「まずヒアリング力をつける」ことを目標にされていたことがとても参考になりました。
例えば、最近の英語教材は書店や電気屋のおもちゃコーナー、ネットでたくさんの幼児向け英語教材があふれています。
ベネッセのこどもチャレンジや、
ORT(オックスフォードリーディングツリー)等。
私自信、英語力を全く鍛えずに大人になってしまったので、
そもそも文法すらいくつあるのかわからず、勉強の仕方の検討すら思い浮かびません。
恥ずかしい話ですが、
海外旅行でホテルのスタッフに「今何時ですか?」をガイドブックを読みながら話し、その言葉が通じただけで大喜びです。
学生時代は恥ずかしながらほとんど赤点でした。
英検やTOEICすら受けたことがありません。
何から学べば良いかがわからない私にとって、
勉強のプロである大川翔くんのお母様の話は「へえ!」と思うことばかりでした。
でもそんな翔くんのお母様も英語の教材選びでは悩まれたようです。
このギフテットを読むと、一般庶民ではそろえることが難しいほどの教材を用意されていたことがわかります・・・。
パズルや手作りのものから、MUZZYやトーマス、DWE、ORT、公文、Z会、七田式など、幼児期だけでも教材費はわたしのような一般主婦からすると、ものすごい額!!
(DWEとORTのパック購入しているそうなので、それだけで200万はかかってるような気がします)
残念ながら我が家は大川家のような教材を揃えることは難しいのですが^^:
それでも「ゴールを決めて毎日こつこつやる」という姿勢などがとても参考になりました。
DVDは1日30分までとか、
算数、国語、英語その他をまんべんなく取り組むのを意識したことなど。
悩んだときに何度も見返して、
20回以上は読んでいると思います。
子育てに大変なときに前向きになれる
パパは脳科学者
赤ちゃんの脳や体の成長を最新の研究など紹介しながら、
わかりやすく説明してくれています。
子育て中の何気ないことが、
医学的な目線で少し論理的に考えられるようになりました。
例えば、出産すると母親の脳が萎縮するという話。
週末に育児に慣れない夫が赤ちゃんを世話してくれているとき、
危なっかしいあやし方や、無駄におしり拭きシートを使っているとイライラして夫婦喧嘩しそうになりました。
そこで、本のなかで紹介されていた、
出産すると母親の脳が萎縮する話を思い出し、
「あ、私いま、オキシトシンのホルモンが出てる。
出産したから脳が萎縮して相手のことを思いやれなくなってるんだ。
赤ちゃんのことを守ろうと必死なんだな。」
と考えると、かっとなっても少し冷静になれます。
そして、
「夫は子供の世話をする時間が少ないだけ、もう少し時間が経ったら世話好きになるはず」
※男性でも赤ちゃんの世話を続けると母親と同じくらいのオキシトシンになるそうです。
と少し前向きに考えることができるようにもなりました(笑)
「学力」の経済学
著/中室牧子。
幼児教育への出費は、決して無駄じゃない。
と、ちゃんとした研究結果から思わされる本。
こどもが大きくなって大学受験のときになって投資するより遥かに収益率が良いというデータとか。
4歳のときに投資した100円が、65歳の時に6000円から3万円ほどになって社会に還元される
「学力」の経済学
こどもの学力を伸ばすための世界の研究がわかりやすくつまった本。 こどもの学力を伸ばすための世界の研究がわかりやすくつまってます。
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