息子がもうすぐ1歳半になります。
まだ発語がないことを心配してしているときに区の保健師から連絡がきたので相談してみたら、臨床心理士に個別の相談をさせてもらえることになりました。
予約は半月後、
どんなアドバイスをもらえるのかなと期待しつつ当日になりました。
部屋には、2人臨床心理士がいて、わたしのような親が2組みづつ相談をしていました。
部屋の中央には敷物がしいてあって、
箱やくるまのおもちゃがたくさんあります。
私の子の担当の臨床心理士は子供にやさしく挨拶をしてくれました。
そして、
こどもを見ながら近くの椅子を指差して「これ見て」と言い、こどもが見るかを確認していました。
残念ながらこどもは見ませんでした。
しゃべらないので、わかっているけど周りのおもちゃに気を取られているのか、本当にわからないのか私にはわかりませんが。
その後、
「お母さんだけこちらに来てください」
と言われ、
窓際の小さい机に臨床心理士と向かい合わせで座りました。
こどもは中央のおもちゃエリアで保育園の先生のような大人2人が相手をしてくれていました。
簡単に成長具合を説明し、
発語がないことを伝えると、指差しのことを聞かれました。
私のこどもは、1歳頃から指差しがはじまったと伝えると、
指差しにも種類があるということを教えてくれました。
知っているものや好きなものを指す、
というのと、
その好きなものを他人と共有しようと指差しのあとで顔をこちらに向くかで判断するそうです。
顔をむいてくれるのは、
こどもが「これ、面白いと」というメッセージで、コミュニケーションのはじまりの段階なのだそうです。
私の方を振り返ってくれたことってあるかなと私は思い出せるかぎりで最近の息子の様子を思い出しましたが、記憶になかったので
「指差しはしますが、振り返って私に教えてくれたりはしません」
と答えました。
すると「そのうちそうなりますよ。指差しには種類があって、息子さんの次のステップでこちらを向くようになるはずです。」
と言われました。
何か発育を促すために私にできることはあるかと聞いてみたところ、いくつかアドバイスをいただきました。
アドバイしてもらったことのなかで一番印象に残ったことは、「目を合わせる」ことでした。
嬉しいことや楽しいことを自分以外の人と共有しようとする意識をつくって、コミュニケーションを促すそうです。
たとえば、
こどもが自動車と指差ししているときに、視界に入ってから「そうだね」と反応してあげたり、
好きな食べ物をあげるときに、
向き合って、食べ物の向こうにお母さんがみえるように渡す。
などができます。
マジーとともだちやDWEのDVDをみるときも
息子に私も楽しんでいるよと見える位置で座ったりしてみることにしました。
その他、
こんなアドバイスもありました。
- 赤ちゃんの動きをまねる
- 赤ちゃんの気持ちを言葉にする
- 間違えたこどばをやさしく、さりげなく修正する
- 喃語をまねる
- 親がこどもの気持ちを言葉にする
- こどもの言葉を広げて返事をする
他の子が発語する時期で自分のこどもが発語しないと、こどもの成長が遅れているのではないかと心配になりますよね。
あまり焦ってもしかたないと思いつつも、
やっぱり不安です。
だけど、
こどもは日々成長しているなとも感じています。
オムツ持ってきて、と私がいうと
喜んでゲームのような感覚で持ってきてくれたり
捨ててくれたりするので。
だから、日本語を全く理解していないようには感じません。
じゃ
こどもの発達が遅れててもいいの?
どのくらいの遅れなら普通なのかな。
以前読んだ本の中に、
脳科学者の方がの本でも「1年の差は誤差の範囲」とかいてありました。
※ 「パパは脳科学者」
実際、先日の予防注射した小児科の先生も
今発語しなくても心配しなくていいです。
と、なんでもないように言ってもらいました。
また、
他の日に児童館で行われたイベントに来ている臨床心理士に相談したときは、
「発語は口の発達以外の成長も必要。発育の最終段階くらいのものです。だから発語は総合的に成長しているかの目安になります。お母さんはあせらず、日頃の声かけをやってみてください。」
とそのときはアドバイスをいただきました。
たしかに、神経質になってしまう方が育児に悪影響がありますよね。
どんな言葉を話すのかを楽しみにしつつ、
上記のことを日常でやりながら、ゆっくりと待ってみようと思います。
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