実物に感動させる

1歳5ヶ月になり子供が急に成長しました

夫と3人で噴水のある公園へ散歩に出かけてきました。
徒歩20分の大きな公園です。
2月半ばの東京は先日雪がちらほら降ったばかり。

日は暖かいけど、
陰に入ると寒くてじっとしていられません。

1歳4か月の息子は噴水が見えた途端、あ~!あ~!と喜びの声をあげました。
そして指で噴水を指し、両手を上げて向かっていきました。

少し散歩する距離は遠かったけど、
来てよかったなと思いましたね。

噴水のまわりをよろよろと歩きながら
段差を1段両手を使って上がっては降り、
また上ってを繰り返す息子。

私は息子に「噴水だね!きれいだね」
と声をかけ、
夫は「百聞も一見にしかず」だ。
とぽつりと言いました。

夫は最近、新しい仕事を頼まれて大変そうです。

今までやったことのない分野のチームリーダになったそうで、仕事の話をするときは眉を寄せて顔の表情からも大変そうな気持が伝わってきます。

ここ最近は夜遅くまで仕事だったので家族団らんの時間がありませんでした。
週末は土日も出勤。
空き時間は書籍を何冊も買って下調べたりしていました。

私は久しぶりにそんな夫が子供が歩いているのをみてうれしくなりました。

夫は「今の仕事に苦労しているのは実物をみたことがないからだ。」と言って、目を瞑りうんうんと頷いた後、不安定なバランス感覚であっちこっち歩く息子の後ろを微笑みながらゆっくり歩いていました。

息子の横顔の目がきらきらしてて
「あ、この瞬間を写真に撮りたい!」
と思って急いで鞄からスマホを出して写真を撮りましたが、
冬の午後3時の傾いた日の陰はけっこう長くて、
よく動く息子の顔が逆光になったり、
陰に入ったり、なかなか撮影できず。

仕方がないので、しっかり目に焼き付けてきました。

私はあらめて、息子がうれしい、
楽しいと思えることをできるだけたくさん経験させたいなあと感じました。

息子は今日のことをいつか忘れてしまうでしょうけど、
きっと息子のどこかに活きていくかなと。

実物を見せたあとに文字カードを見せると、比較的によくカードをみてくれますし、カード何度か見せたら、実物をまた指で指してくれます。

そんなわけで、明日は噴水の読みカードを作ろう。
それから早々にその言葉の本も作ろう。

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